【苛めて欲しい?苛めないで!】



、モウ・・・・ッ」

「何を言う」

「脈動オカシイ、ダカラッァウ!」


何度も交わって入り乱れる鼓動がおかしい事に気付き、魏延は待ったをかけた。

だがは聞かずに身体を揺すぶる。


「ッ・・・・・・!!!」

「お前・・・・ッ!」


ぎゅううっと括約筋を引き絞る。

魏延に出来る唯一の抵抗だが、腐っても武将、かなり痛い。

も流石に身を退き、荒い呼吸を繰り返す魏延をねめつけた。


「やったね・・・・・・」

「ハッ、ハッ・・・・・・・」


は寝台の傍の引き出しを開けた。

鞣し革を取り出して、後始末用に桶に汲んであった水に浸す。

十分水を含んだら軽く扱いて、力を無くしている魏延の雄に巻き付けた。


「外したら・・・・・」


目付きが怖過ぎて思わず頷くと、はさっさと身仕度をして机に向かってしまった。

外はもう薄明るい。

魏延も身繕いすると、一度を見て口を開きかけ、口を閉ざすとそのまま部屋を出た。

これから彼は地獄を見る事となる・・・・・・・。





「ッ・・・・・・」

革は乾くと縮む性質がある。

魏延の男根はじわじわと締め付けられてきていた。

痛い。

とてもじゃないが耐えられたものではない。

だが外せば・・・・・考えただけでもぞっとする。

魏延は痛みに耐えながら一日過ごそうとしていた。

だがぎちぎちに革が食い込んでもう我慢できない。

自室に帰って革を外そうとして、魏延は顔を赤らめた。

痛いのに拍車がかかるはずだ。

彼は軽く勃起していたのだ。

赤黒い肉に鞣し革が食い込んだ様子は淫猥で、余計に興奮を煽る。

然らば当然また男根は張り詰めて、魏延は余りの痛みに息を詰めた。


「痛いかぇ?」

「ッ・・・・・!」


ノックも無しに入ってきて、魏延の座る寝台の向かいの壁に凭れる。


「そのまま扱け。一度イッたら外しても良いだろう」

「ァ・・・・・・・・」


魏延は己の痛々しい男根に手を這わせて優しく揉み始めた。

だが魏延は分かっていない。

軽い勃起でこんな激痛を味わっているのに、そんな事をすれば・・・・・・


「イッ、ァ、痛ッ・・・・・!」


革は容赦無く魏延の男根に食い込んで、とても口では言い表わせない激痛をもたらした。

魏延の頬を涙が伝う。


「ハッ、ァウ、ゥク」


それでもが動く気配はない。

魏延は泣きじゃくりながら男根を扱く。

だがとうとう手を離して縋るようにを見た。


「仮面を取れ」

「ゥ・・・・・・・・・・」


魏延がそっと仮面に手を掛け傍らに置く。

濡れた瞳がを切なく見つめた。


・・・・・・・・」


が魏延に寄り、未だ止まらぬ涙を舐め取る。

そしてじろりと魏延を見た。


「俺は好きな様にやる。寝食色事策略、この命が早々に尽きても構わん」

「・・・・・・・ッ」

「しようがしまいが死ぬ時は死ぬ。そう言うものだ。ぬるく生き長らえるのは性に合わん」


だから


「お前であろうと邪魔立ては許さん」

「・・・・・・・・」


魏延は切なげに目を眇てこくりと頷いた。

は魏延の隣に座り、痛々しく腫れた男根に手を掛けた。


「ンッ・・・・・・!」

「我慢しろ」


ギッと革が擦れる音がして、魏延はやっと解放された。

が、さっと青醒め、服を引っ掴んで逃げ出そうとする。


「どうしたのかぇ?」


にやにや笑いながら針を取り出し、魏延の左手親指の付け根に打つ

途端魏延の膝が崩れ、彼は床に座り込んで訴えた。


、廁・・・・!」


せき止められていたのは精液だけではない。

耐え難い尿意に、魏延は動かぬ足を引きつらせた。


!」

「ふふ、見ておいてやろ。そこで漏らせ」

「ナッ・・・・・?!」


37にもなった男が人がまじまじ見ている前でそんな事が出来ようか。

魏延は歯を食い縛って男根を抑えた。

だがものの数分しないうちに、限界は来た。


「ダメ、ダ・・・・!ヤ、ァ、見ルナァッ!」


ぱた、ばだばた、ぱしゃ・・・・・・

黄金色の液体が指の間から溢れだす。

魏延はこれ以上無いくらい真っ赤になって俯き、震えながら泣いていた。


「フッ・・・・ク・・・・ゥ・・・・・」

「何を泣く?愛いらしかったぞぇ?」


ふふっと笑い、手を伸ばして魏延を寝台に引き上げる。

濡れた服を床に投げ捨てて裸に剥くと、は羞恥や痛みからの解放、その他諸々の感情が入り交じって立ち上がっている魏延の男根に手を掛けた。


「ァ」

「ふふ、もうこんなに」


トロリと先走りを溢れさせた男根に、は扱く手を早めた。

赤黒い肉はびくびく震え、の手の平に多量の先走りを溢した。


「ァッア、ンッ」

「相も変わらず好い声だ」


はみゅ、と耳を噛めば、魏延が高い声で鳴く。

そしての手は、熱い白濁に塗れた。


「ンァ・・・・ハ・・・・・・」

「お前も苛められたがりだな」

「ナ・・・・・ッ」

「ほら」


ぬるぬると滑る指が魏延の後孔に入り込む。

深く迄挿れられて、魏延は震える吐息を吐いた。


「ァ・・・・ァ・・・・」

「ほぅら」

「イッ・・・・・・!」


一気に三本に増やされて、魏延の背が反る。

ぱたたっ、と先走りが引き締まった腹に落ちた。


「言ったろぅ?お前は苛められたがりなのだよ」

「ゥ・・・・・・・・」


魏延がぎゅっと目を閉じて顔を背ける。

認めないのなら、と、は半端に解しただけの魏延の後孔に己をあてがった。

魏延が驚いたようにを見たが、制止の言葉の前に悲鳴がほとばしる。


「アゥァァッ!」


ギチュウッと音を立てて入り込んでくる剛直に、魏延は体を捻って喘いだ。

偶然差し出された胸の尖りに吸い付けば、魏延の身体は魚のように跳ねた。


「ヤッ、ァァ、アンッ」

「ふふ・・・・・・・・・」


にちゃにちゃと粘膜を擦り立ててやると、魏延が震える唇を僅かに開閉した。

どうやら接吻をねだっているらしい。

ふっと笑って唇を合わせる。

舌を絡めて擦り合わせると、魏延の身体が激しくしなって、の衣を白濁が汚した。

途端にくる激しい締め付けに、唇を貪ったまま奥に種付けしてやる。

魏延の喉がクゥと鳴った。


・・・・・・・・」

「まだだ」

「ン・・・・・・・・」


口づけを交わしながら、は思う。

死ぬまでかけてもこの身体、貪り尽くせぬなぁ、と。

それが残念であり、また楽しくもあり・・・・





***後書***

小スカネタが大好きすぎてすみません。ホンっトスイマセン。

だって37の大の男がお漏らし見られるとか超屈辱じゃないですか。

恥ずかしいじゃないですか。

羞恥プレイが好きなんだぁぁぁぁ!!!

魏延、三角木馬にも乗っ(がつん★)