【 御主人様のお気に召すまま-100 】



百物語、というものを御存知だろうか。

百本の蝋燭に火を灯し、百の恐怖語りをする。

一話終わる毎に一本蝋燭を吹き消し、百本目を吹き消した時。

世にも恐ろしいものが現れる。





「・・・・って言う面白い話を聞いたんだ!」

間違った日本が割と好きで印篭や桜吹雪に感動してしまう幻惑。

また面倒臭い情報を仕入れてきたらしい。

が、面白がりのレッドが乗った為、十傑全員参加で始まった百物語。

順調に進んで、深夜1時から始めたそれは次の日の午後11時には終了した。

真っ暗になった室内で何が起こるわけでもなく、皆部屋に帰って寝てしまった。

最後の一本を吹き消す時の薄明かりに照らされた幽鬼の顔で十分だと。





「・・・・・何の臭いだ」

もの凄く焦げくさいのに気付き、レッドは翌朝4時に目を覚ました。

火事でないと判断したのは換気扇が回っているからだ。

だが、相鍵を持つ唯一の人間は朝っぱらから侵入してこない。

キッチンを覗くと、愛らしい栗色の髪の少女じみた女性がいた。


「あっ、こんにちわ」

「・・・・・・・・誰だ貴様」

「三娘、って言うの」


受け答えもまるで少女だ。

とても上品な愛らしい顔だが、その手に持つフライパンには物体X。

砂糖がカラメルを通り越して焦げ付く匂いと、動物性蛋白質が焼け焦げる臭い。


「・・・・それは、たまごやきか?」

「何で分かったの?」


私も何を作ってたのか忘れてきたんだけれど、卵とお砂糖よ。

可愛い笑顔で言っても駄目だ。

こんなの食べたくない。

が、笑顔で差し出された。

首を振って拒否を示すと、悪戯っぽく笑った。


「イワンさんのだったら、コゲコゲでも食べるんでしょう?」

「・・・・・だったらなんだ」


何が言いたい、と敵意と殺意を滲ませて目を細める。

すると、くすくすっと笑われた。


「あのひとは、子供がいないけれど」


貴方があのひとの子供になるなら、私は二人の子供のお母さんになるのね。

その言葉にはっとし、脚元を見やる。

ややぼけた脚先。


「・・・・・衝撃のの・・・・」

「昔の話よ」


あっけらかんと笑って、彼女は焦げたフライパンを置いた。


「あのひとを、あんまり困らせては駄目よ」


何処かサニーに似た口調で言って、三娘は掻き消えた。





「・・・・お嬢ちゃん、何処から入り込んだ?」

自慢の温室に侵入者を発見し、幽鬼は柔く声をかけた。

一度だけ写真で見た事がある人だった。

心が読めぬのと、足元がはっきりしないのにピンと来た。

振り返って笑う笑顔は、写真のままだ。


「こんにちわ」


ここの花、とても綺麗ね。

自慢の花を愛でる女性に、幽鬼は僅かに頷いた。


「あぁ・・・・丹精込めているからな」

「でも、最近は他の事に気を取られている?」


図星を当てられて警戒するが、よくよく考えればこの世のものでないこの人に隠しだてする必要もない。


「そうだな・・・・」


手に入らない高嶺の花を追い求めているよ。

お嬢ちゃんの旦那が掴んで離さない白百合を。

含みを持たせて言ってみると、三娘はとても嬉しそうに笑った。


「良かった、ちゃんと掴んでいるのね」


意外な言葉に首を傾げると、彼女はちょっと寂しそうに言った。


「あのひと、前に私のお墓に花輪をかけてくれたの。でも、寂しい誓いしかくれなかった」

「・・・・寂しい誓い?」

「『命続く限りお仕えします』って。忠誠じみた恋慕じゃ、あの欲張りは到底満足しないわ」


アルベルトをすっぱり欲張りと言いきって、彼女は困った様に笑った。


「掴まえているのが前提よ。そうして、頑張って甘えて貰わないと」


ほんの僅かしか見ていない筈なのに、あの二人の関係を見抜く。

流石は衝撃のアルベルトの妻か、と思っていると、軽やかに笑われた。


「昔の話よ」


ふわ、と優しい風を残して掻き消える姿に、幽鬼は彼女が愛でていた花を見詰めた。





「・・・・懐かしき顔」

「ふふっ、覚えていてくれたのですね」

料理がてんで駄目な三娘が、一度中華料理を作りたいと頼った男。

結果は惨憺たるもので、指導した十常寺も落ち込む勢いだった。


「最近、何か作られました?」

「是」

「イワンさん、喜んでくれました?」


その言葉に、十常寺の目がすぅと細まる。

三娘は笑って首を振った。


「祟ろうなんて思っていませんよ」


ねぇ、十常寺様。


「あのひとはどうしてあんなに気を張っているのかしら」


その言葉に、十常寺は口を開いた。


「露特工、衝撃のに瓦礫の中で拾われる事。故郷、家族、全てを突然に奪われ、自身に火を掛けるところを止めらる」

「・・・・・そっか・・・・」


三娘は少しだけ俯いた。


「あのひとは、強いけれど・・・・凍った花みたい」


衝撃で、砕け散ってしまう脆さがあるわ。

その言葉に、十常寺は軽く頷いた。


「・・・・衝撃の、その危険性に拍車をかける事甚だし」


少しだけいらついたその声音に、三娘が苦笑する。


「ええ、あのひと不器用だから」


絡んだ糸を解こうとやっきになって、益々絡めてしまっているの。

癇癪起こして引き千切らないように、しないと。

優しく笑いながら、心配さを多分に含んだ瞳。


「・・・・派手な夫婦喧嘩であったと聞く」

「私?ふふっ、そうかも」


でも。


「昔の話よ」


綺麗に屈託なく笑い、彼女は掻き消えた。





「あっ、それ『煙管』じゃない?」

「ん?」

声の方向を見ると、愛らしい女性が指で指している。

首を傾げ、そうだと頷いた。

掠れるように消える足元。


「恐怖語りのお化けにしては随分と可愛らしい様だが」

「そう?昔は良く狂犬って言われたわ」


愛らしい顔に似合わぬ二つ名に、おや、と首を傾げる。


「夫が、それはもう我儘で」


私も大概我儘だから、反発しては大喧嘩。

でも、子供がお腹にいるって分かってから、すっかり大人しくなっちゃったわ。

少し、退屈なくらいに。

もう、昔の話だけれど。


「・・・・いつも、サニーに色々教えてくれてありがとう」

「・・・・・いや」

「セルバンテスさんも樊瑞さんも良い人だけれど、少し常識がずれているから」

「まぁ、二人とも彼女を大事にはしているが、過保護だからな」

「そうそう」


本当、貴方とイワンさんが居て助かるわ。

その言葉に、残月の動きが一瞬止まった。

三娘が気付き、コロコロ笑う。


「私じゃあんなに優しく厳しくなんて出来ないわ。それに、あんなに慈しんでくれている」


本当に、嬉しいわ。

頭が下がっちゃう。

屈託なく笑う中に憎悪は無い。

三娘は悪戯っぽく笑った。


「サニーの『おかあさん』を盗っちゃったら」


祟るから。

少しだけ背筋がぞっとして見やるが、そこにはもう何もいなかった。





「おや、盆でもハロウィンでも無いぞ?」

「あ、カワラザキ様」

十数年前に一度挨拶に来た時のままの姿。

少女の様な姿はおぼろげだ。


「本当に、何でイワンさんはあのひとを選んだんでしょうね」


カワラザキ様にも、皆さんにも、こんなに愛されているのに。

愛し合いながら報われないあんな帝王にまだ愛想を尽かさないんだから。


「連れて逝っちゃおうかなって」

「それは困るのぅ」


笑いながら、カワラザキは三娘の頭を撫でた。


「あれは全てを失った。今度主を失ってしまえば、壊れるだろう」


その瞳が真剣なのに、三娘も困った様に笑う。


「ええ、あのひとは、もう傷つくだけ傷ついてしまって」


血だらけなのですね・・・・。

唇を噛んで俯く三娘の頭を優しく撫で続けながら、カワラザキは茶化すように笑った。


「お前さんがもう一度衝撃のとくっついてくれれば、わしが攫って」


大事に大事に、愛するのだが?

本気が滲む言葉に、三娘が挑戦的に笑んだ。


「私の夫と、夫が選んだ人よ。そんなに簡単に崩れないわ」


昔どんなに喧嘩しても、必ず私のもとに帰ってきたあのひと。

今だって愛する人のもとにしか帰らないわ。

私を今も愛してるのは感じるの。

でも、情熱は昔の話なのよ。

ほんのちょっとだけ悔しそうに、でもとても誇らしそうに言って、三娘はカワラザキを見上げた。


「私も今でも愛しています。でも、それと同じくらいにイワンさんが大好きよ」


とても綺麗に笑って掻き消えた彼女に苦笑し、カワラザキは柔らかい髪の感触が残る手を見詰めた。





「大きくなっちゃったわねぇ」

「中々良い男になっただろう?」

茶化すように言って、人妻でも歓迎だと言うヒィッツ。

三娘は苦笑して溜息を吐いた。


「あらあら、可愛かったヒィッツくんはすっかりイケナイ遊びを覚えてしまったのね」

「可愛かった、か」


そう言ってくれるのは貴方だけだと笑うヒィッツに、三娘はくすりと笑った。


「可愛いって言うのなんて簡単なの。貴方は危なく見えるからみんな言えないけれど、私は可愛いって思うわ。でも」


初対面で指を突き付けられて、それを包んで涙ぐむ事が出来たかは自信が無いわ。

その言葉に、今度はヒィッツが苦笑する。


「よく知っているな。懐かしい記憶だ」

「懐かしいなんて言っちゃって。一日だって忘れられない甘い甘い記憶の癖に」


その言葉に、一瞬ぐうの音も出なかった。

だが、口の巧さはピカイチの伊達男。

直ぐに取り繕って「あぁ勿論」なんて茶化してみた。

三娘があーあと溜息をついて笑う。


「そんな軽そうに見せる癖付けると、あとで困るわよ」


イワンさんはガードが堅いんだから。

その言葉に、ヒィッツは白い瞳を細めた。

三娘が首を振る。


「悪い事なんてしないわ。あんな熱愛中引き離したらこっちが祟られそう」

「仮にも旦那じゃないのか?」

「昔の話よ」


カラカラ笑って、三娘はヒィッツを見上げた。


「ね、素直でいなきゃ駄目よ」


でも、私は今のままでも良いって思うの。


「私、意地の悪い質だから」


貴方がイワンさんに振り向いてもらえなきゃいいな、なんて思ってるのよ?

本当はそんな意地の悪い事まで思っていない癖に、いさめようと意地悪を言う。

伸びあがって頭を撫でてから掻き消えた彼女に苦笑するしかなかった。


「あぁ、少し控えようか」





「あらあらあら、どうしたの」

「・・・・・・・・・・・・・」

武器の手入れに使う粉をひっくり返して粉まみれになった怒鬼は、そのまま庭先に出ていた。

血風連は全員鍛錬中だ。

声を掛けられて顔を上げれば、少女じみた女性が駆け寄ってくる。

粉を被った手を広げてそう身ぶりすると、はたいてくれた。

が、細かい粉は舞い上がり、二人を包んでいくだけ。

結局二人で真っ白けになってしまった。

何だかおかしくなって少し笑むと、頭を撫でられた。


「大きな男の子なのに、何だか子供みたい」


よく、自分のお腹に話しかけていた時を思い出すわ。

昔の話だけれど。

でも、私の代わりにあの子を慈しんでくれる人がいるから安心しているの。

無理矢理お嫁さんにしちゃ、駄目よ?


「ふふっ、お洗濯した方が良いかもね」


そう言って掻き消えてしまった女性。

怒鬼は目を瞬かせ、黙ったまま少しだけ微笑んだ。





「・・・・うむ、足が無いな」

「樊瑞さん、疲れているのは分かるけれど、栄養剤一気に2本は駄目よ」

「昔も言われたな・・・・・」

「昔の話よ」


執務を中断して苦笑する樊瑞に、三娘は朗らかに笑った。


「樊瑞さん真面目だから。よく育児ノイローゼにならなかったわね」

「あぁ、いや・・・・・」


一瞬言っても良いものかと悩んだが、隠す気になれなくて白状する。


「その、アルベルトの従者がかなり助けてくれた」

「イワンさん、そんなに昔からあの子の面倒を見ていたの?」


きょとんとされ、樊瑞は目を瞬かせた。


「・・・・・イワンを知っているのか?」

「ええ、あのひとがお墓まで連れてきたわ」


絶句していると、三娘が不思議そうにする。


「両親に紹介、とかと同じじゃないの?」

「・・・・いや」


違うと思うが、彼女が良いなら良いだろう。

そう結論付けて、樊瑞は苦く笑った。


「今思えば、あの時既に惹かれあっていたのだろう。だが、イワンはそんな事はおくびにも出さなかった」


ただ、サニーを慈しんで、愛情を惜しみなく与え、時には諭し叱り。


「サニーが熱を出して弱ってしまった時があってな」


医務室に置いても駄目で、食事も受け付けなくてな。

点滴に泣きじゃくるのが可哀想で仕方なかった。

だが、栄養剤より経口摂取の方が格段に回復にはつながる。

あの殺人的に忙しいスケジュールの合間、日に何度も。


「ひと匙ひと匙、おもゆを与えていたらしい」


少女の不安を何十分も聞いて、不安を優しく拭って、大丈夫と慰めて。

眠るまで、側に。


「その後はその分皺寄せで忙しくなった仕事をこなしていた」


心配だ心配だと仕事が疎かになっていた自分が恥ずかしかった。

そう言って軽い溜息をつくと、三娘が苦笑する。


「でも、樊瑞さんが仕事を軽くしてあげるの、拒んだんでしょう?」

「・・・・ああ」


自分が好きでやっている我儘だから、そんな必要は無いと。


「やんわり突っぱねられたよ」

「でしょうね・・・・イワンさんのそう言うところ、あのひともやきもきしてるのね」


的を得た意見に苦笑するしかない。


「まぁ、上手くとは言い難いが、何とかやっていっているぞ」

「今はそれでいいけれど・・・・早く笑ってくれないかしら」


ん?と首を傾げた樊瑞に、三娘は嬉しそうに自慢した。


「いつかね、幸せそうに笑ってる顔を見せてくれるって約束しているの」


樊瑞さんの隣でウェディングドレスに包まれて、じゃない事を祈るわ。

あのひとも不器用だから、あと何年かかかるかもしれないけれど。

嬉しそうに笑って掻き消えた彼女に、樊瑞は呆気に取られていたが、ややあって笑った。


「そうしたいのは山々だがな・・・・・」





「あれ、久し振りだねぇ。百物語成功してたんだ」

「セルバンテスさんったら、相変わらず面白い事が好きね」

「ん?面白い事は何歳になっても面白いし楽しいからね!」

笑顔で言い切ったセルバンテスに、三娘はちょっとだけ意地悪そうに笑った。


「相変わらず、はぐらかしちゃうんだから。本当は今、私の顔を見た瞬間。別の事言おうとしたでしょ」


その言葉に、セルバンテスは少しだけ目を見開いた。

そして、ちょっと伺う様に三娘を見る。


「・・・・・怒ってる?」

「ううん」


会うまでは「ふーん」って思っていたわ。

そこに居ない人間を愛し続けるのは不可能って分かっていたから別にいいんだけれど、男の人、っていうのが。

私に対する「女は愛さない」って言う操立てなら有難迷惑って思ったの。

でも、違ったわ。

あのひとは本気で情愛に瞳を燃やしていた。

そうなると、当然そうさせた相手も気になるんだけれど。

・・・・吃驚したわ。

あんなに直向きに、愛を恋慕を捧げて見返りを一滴だって求めない人、初めて見たの。

対象が情愛だからちょっと違うけど、殉教者じみてるって思った。

とっても、綺麗な人だと思ったわ。

この人なら任せても良い、って思った。

安心できるって。

でも、今はとても不安だわ。

イワンさんの方が壊れてしまいそうだもの。

いっそ連れて逝ってしまおうかと思うくらいに、あのひとは辛い愛を強いられているわ。

三娘はとてもつらそうな顔だった。


「・・・・イワンさんが、心配なの」


ねぇ、セルバンテスさん。

貴方にも、誰にも、イワンさんは渡せないわ。

でも、イワンさんが壊れてしまうくらいなら。

・・・・・ううん、何でも無い。


「あーあ、私も魅了されちゃったかな?」


くすくす笑って、三娘は手を振った。

掻き消える彼女に手を振り返す。


「・・・・・イワン君は人気者だねぇ」





照明のやや落ちたサロン。

時刻は午後10時45分。

10年前と変わらぬ妻を目の前に、アルベルトは葉巻を揉み消した。


「・・・・・約束は、まだ些か遠い」

「そうね・・・・泣き顔の方が多そうだわ」


肩を竦める三娘に、アルベルトは黙って顔をしかめた。


「いやに攻撃的だな」

「当たり前よ。イワンさんが逃げちゃうじゃない」


逃がす気は無いの、とばかりの妻は、昔と一つだって変わらない。

愛らしい顔で男の様にさばさばしていて。

歯に衣着せず、痛いところを突いてくる。

昔は良く大喧嘩をしたものだ。

サニーが腹に入っていると分かってからは些か控えたが。


「・・・・・どちらかを、選ぶべきなのか」


似ていない、代わりじゃない。

欲深な自分は両方手放せない。

そう呟くと、三娘はきょとんとして笑った。

彼女のくるくる変わる表情の中で一番好きな笑顔だった。


「今さらよ」


イワンさんは私も彼も手放せない情けない貴方が好きなのよ。

その言葉に、亡き妻を思う顔が好きだと笑っていた従者を思い出す。


「・・・・あぁ、そうかもな」

「かも、なんて弱気ね。そんな情けない事言ってると」


私が連れて逝っちゃおうかしら?

ぎょっとして見やると、三娘はふふんと笑って挑戦的な視線を向けてきた。


「実直、勤勉、一途。素直、純情、可憐。旦那には十分すぎるわ。結婚するならあんなタイプ、って言う理想像よ」

「・・・・・・・・・」


口をぱくぱくさせているアルベルトの鼻をぎぅと摘まんで、三娘は背を向けた。


「早く幸せそうな笑顔、見せてよね」


少し振り返った彼女の優しい笑みに、アルベルトは黙って頷いた。

薄れゆく姿。

鼻に感じない残り香をかき消すように葉巻に火をつける。


「・・・・近いうちに、な」


ほの明かりの中、アルベルトは黙って葉巻をふかしていた。

今は自室で安らかに眠っているであろう従者の幸せそうな笑みを。

いつか、妻に見せる事を誓いながら。





***後書***

100話オメデトウ、って思いましたが、パラレル企画等考えたらもうずっと前に突破していると言う・・・・・